わたあめのように甘く儚く

ふわふわしたひとの、ふわふわしたおたく。

ジャニオタがTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEにハマった話

 

 

 

半年ぶりに更新したのにすのの話じゃない。(デジャヴ)

サマパラとか少年たちとかCODとかジャニアイとかグループの増員とか、なんなら今週滝沢歌舞伎を観劇したがTHE RAMPAGEの話がしたい。

CODについては99%書き終えて下書きに放置してあるからしれっと公開するかもしれない。

 

 

 

▼THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

 

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LDH所属の16人組ダンス&ボーカルグループ。2ボーカル制のグループがほとんどだがこのグループは3ボーカル・13パフォーマー体制。

「RAMAPAGE=暴れ回る」という意味でHIPHOPテイストのパフォーマンスが魅力の2017年にメジャーデビューした若手グループ。


詳しくは公式サイトを見てください。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE | EXILE TRIBE mobile

 

 


▼出会い

 
ジャニオタ歴10年を越えてジャニーズ以外にハマるなんて思わなかった。しかもそれがLDHだなんて思わなかった。

LDHに対する印象は正直なところ良くなくて。筋肉・女・酒・パリピのイメージと周りにいたLDHが好きな子は決まって学年の一軍グループのダンス部でそれに対するアレルギーが大きかった。要するに住む世界が違う、一生関わることのない人たちという印象。いや実際問題関わることはないのだけど。

 
だからこんなにハマるなんて本当に思わなかった。

大学で仲良かった子が岩ちゃんが好きだったから3代目の顔と名前はぼんやりとわかるけど「なんでEXILEに岩ちゃんがいるの?メンディーってジェネじゃないの?てか知らんうちにEXILE人増えた?」というくらいLDHを知らなかった。今じゃランペより上の世代の方々の名前と顔が一致していて怖い。

 

 

 
前置きが長くなった。

正直ランペとの出会いのタイミングはよく覚えてない。確かYouTubeで『LA FIESTA』のMVを見てメロディーが頭から離れなくなったのがきっかけだったような気がする。前回といいYouTubeから新たな沼を開拓しがちじゃないか自分…。



昨年の12月末、仕事に忙殺されながらランペかわいいとツイートしていたからその時にはもう既に沼にはまっていたと思う。

元日から仕事なのにジャニーズカウントダウンを見てCDTVを見て年越しをしたあたり呑気なものである。

 

 


そして今年。

2019年1月17日 Snow Man 増員

2019年1月27日 嵐 活動休止発表


文字で見るだけで色んな感情が溢れてくるから言葉に残さないが、このタイミングでジャニーズから一度離れることにした。


このくらいの衝撃があったからこそ今まで食わず嫌いして視界にも入れなかった世界をちゃんと知ろうと思ったのかもしれない。

 

 


▼本腰を入れる


2019年1月30日 7th single『THROW YA FIST』発売 

 

 

今見るとタイミングが怖い。

 

 


新曲と一緒に1st album『THE RAMPAGE』も買った。

 
EXILE TRIBE FAMILY*1EXILE TRIBE mobile*2LDH TERMINAL*3LDH TV*4にも入った。

社会人、学生の頃よりお金持ってるから怖い。

 

 


1st albumに2017年~2018年にかけて行ったホールツアー*5の映像が入っている。この映像のために買ったと言っても過言ではない。しかもBlu-rayがあったので迷わずそれを買った。

テレビでパフォーマンスしてるところもトークしてるところも良いけれど、やっぱりライブをしているところが本来の姿と言ったら語弊が生まれそうだが、アーティストとしての姿をちゃんと見たかった。

 


音源で聴いた時はランペの入口がRIKUさんだったこともあってか、『Can't Say Goodbye』と『Over』が好きだった。私の語彙力では足りないくらい当然のことながらボーカルの皆さん歌が上手いのだが、特にこの2曲はRIKUさんの高音がとても綺麗で好きだなと思った。アップテンポな曲では『GO ON THE RAMPAGE』と『Fandango』が好きだった。

 

 

『Fandango』はとりあえずオタクみんな好きなやつだから聴いてほしい。衣装もセットもダンスも最高。


趣味:ジャニーズなジャニオタだったから当たり前に聴く曲もジャニーズが9割で、今回聞き馴染みのない曲を聴くのがなんとも不思議な感じがした。事務所によってなんとなく楽曲の雰囲気も違うんだなあという新たな気づきだった。うまく言えないが。

 

 


ライブ映像を見てステージ構成やらセトリ構成やら何もかもが違って驚いた。ジャニーズのコンサートとの違いは後で書くので映像の感想を簡単に。


「さあ一緒に歌って」って言わないし「さあ一緒に踊って」って言わない。

「ピロピロ~」って歌わないしパラパラは踊らないしたこ焼きの被り物はしない(これはジャニーズWESTだけか)。

クロバットをしながら歌わないしオタ芸はしないしバスローブを着てステージに出ても来ない(これはSnow Manだけか)。

色物枠のグループばっかり書いてるだろと言われそうだが、国民的アイドルと言われている嵐もポップコーンの被り物でコンサートをしていたからジャニーズってこれが普通なんだと思う。ジャニーズトンチキワールドis最高。

 

 

とか言いつつもしランペのファンの方がもし見ていたらトンチキだけじゃなくてちゃんとかっこいいことも知ってもらいたいのでSnow Manのパフォーマンス動画載せておきます。

 

 


だからランペのライブは全体的に良い意味で普通のライブで見やすかった。トンチキ要素が全くない。アイドルとアーティストって全然違うんだな…と3周くらいぼーっと見てしまった。


そして映像を見ても『Can't Say Goodbye』の演出もダンスも歌もやっぱり好きでアリーナツアーに行くことに決めた。岩谷翔吾さんの表現力がすごいからみんなに見てもらいたい。


あんなに毛嫌いしていたのに1人で行こうとするあたりオタクの行動力って怖いな~と他人事のように思っている。

 

 

 

ちなみに2019年3月21日に公開された『PRINCE OF LEGEND』は観に行った。そして次の週、2019年3月29日に公開された『映画 少年たち』も観に行った。カオスとカオスのなかなかいい勝負なのでまだ公開されているようでしたら是非観てほしい。事務所の色の違いがわかるような気がする。

 

 


▼ライブに行く


それはそうとLDHはコンサートのことをライブと呼ぶらしい。異文化にわくわくする。

 

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さいたまスーパーアリーナで4月23日(火)、4月24日(水)の2日間*6あったので23日に行くことにした。1日でちゃんと見きれなくて心残りだったのと、定時でダッシュすれば間に合うことに気づき、無意識のうちに24日の分のチケットを譲ってもらって2daysした。LDHは紙チケとデジチケを選べる上にデジチケでも事前に席がわかって分配できてスクショで送れるのが羨ましい。


そんなこんなでライブの感想を交えつつジャニーズのコンサートと違ってびっくりしたことをいくつか書いていこうと思う。

 

 


▽会場周辺がお祭り


1人で行く現場は基本的に舞台が多かったからいつも通り呑気に買い物をしてカフェでゆっくりしていたから会場に着いたのがギリギリで。ブースをしっかり見られなかったのが残念なくらい賑やかで楽しそうだった。

グッズ売り場とCD売り場はもちろんのこと、ガチャがたくさん並んでいるブースがあったり、居酒屋EXILEという簡単に言うとメンバープロデュース(?)のメニューが食べられるブースがあってお祭りみたいだった。

 

 


▽フラッグ


これは有名だと思うが、LDHはペンライトが公式で禁止されており代わりにフラッグという旗がある。¥2,000くらいするのかと思っていたらまさかのワンコインだったので24日の終演後に記念に買った。ジャニオタの友人にはいや開演前に買えよ、せっかくならちゃんと使えよ、と突っ込まれぐうの音も出なかった。


あと団扇がない代わりにネームボードとネームタオルを持っている人がいたり、よく若い子たちが持ってる生首(と私は勝手に呼んでいる)の代わりにフェルトを持っていたりした。ジャニーズは基本的に本人の写真がグッズになるのにLDHはキャラ画がグッズなのも斬新だなと思った。

というか少し疑問だったんだけど、フラッグは頭より上に掲げてもいいの?団扇は胸の高さまでっていうルールで生きてきたので驚いた。目の前の人がそれだと見辛いだろうなと思う。

 

アクセス数が急に増え調べたら少し気になることが書いてありましたので追記します。(Twitterとブログを連携させたくないのでこちらで失礼致します。)

ネームボード、ネームタオルについてですが、このブログを書いた当時はメンバーからはやめて欲しいとの言葉がありましたが事務所からのコメントは認める形になってしまっていたためこのブログではあえて触れませんでした。コンサートは自分だけでなく周りの人も楽しめるように楽しむことがマナーだと私自身は考えております。また、これらを持っていた方々が悪い意味で目立っていたわけではなく、ジャニーズの現場では見かけないものなので本当にこういう文化があるんだな、という意味で書いておりました。

「フラッグは胸より上に掲げてはいけないルールがある」とのことでしたので次にフラッグを振る機会がありましたらルールを守って楽しみたいと思います。

ご指摘ありがとうございました。

2019.12.29 追記

 

 

 

▽ファン


ファンと呼んでいいのかわからないけどオタク呼びする文化ではなさそうなのでファンと呼ぶことにする。

LDHの方が若干学生さんと男性が多い印象で、年齢層が広いのはもちろん家族連れとか夫婦っぽい方もちらほらいた気がした。


あと服装がTHEカジュアル。学生時代のイメージで、ライダースにミニスカでメイクばちばちなE-girlsっぽい方が多いのかと思ってたらツアーTシャツにパンツのシンプルな服装の人が多かった。また、ジャニーズはメンバーカラーがあるのでカラフルな服装が多いのに対しLDHはモノトーンの方が多かった。

コンサートのためにオシャレしていくジャニオタ(ラブホリック・ケンティー大先生のお言葉を借りるならばデートする服装)に対してLDHのファンは普段着の方が多い印象。

 

 


▽ステージ構成


センステと花道だけで外周とバクステがないことに衝撃的だった。ステージにモニターだけで派手な装飾もされてなかった気がする。

ステージがシンプルな分パフォーマンスがしっかり見えるし演出もすっきりしていて見やすかった。

個人的には花道を照明で檻みたいにするところが好きだった。ランウェイみたいで綺麗だったんだけど、ほかにうまい表現が見つからない。16人が花道に一列に並んだ時の迫力がすごかった。

初見ではDior 2017-2018AWっぽいなあと思ったけど、

Dior Official on Instagram: "It's a wrap! The night falls on another spectacular outing from #MarizaGraziaChiuri for Dior. Click the link in bio to discover all about her Autumn-Winter 2017-18 fashion show. #PFW #DiorAW17‎"

Dior 2019-2020AWのメンズコレクションっぽいなあとも思った。

Dior Official on Instagram: "With the Dior Winter 2019-2020 men's show, @MrKimJones not only presented a collection that was one must-have after the next and highlighted a virtuoso collaboration with the artist Raymond Pettibon, his chosen staging in a black box situated steps from the Eiffel Tower, positioning his models on a moving walkway like contemporary marble statues, offered a takeaway image of defiant modern masculinity blazing a path into fashion's future. #DiorWinter19"

自分のDior好きだけ露呈して伝わらない気がする。

 

 


▽ファンサ


Twitterで「◯◯がファンサしていた」というのを少し見かけたのでどういうことをするんだろうと思ったら基本的にお手振りだった。櫻井翔さんのお手振りファンサを想像して頂ければわかると思う。

ジャニオタにとってのファンサは指差しとか撃ってもらうとかの団扇に対するレスポンスをもらうことが基本だからその概念からするとファンサはほぼないと言って良いと思う。そもそもファンサ団扇を持っていないのだから当たり前ではあるが。


個人的にびっくりしたのはファンのみなさん結構キャーって叫ぶ。勝手なイメージで申し訳ないけどもっとクールにライブを見ているのかと思っていたからびっくりした。センステから花道に移動してきた時とかお手振りをしている時とかで叫んでいてそれはどこの界隈でも一緒なんだなと感じた。

 

 


▽レポ班がいない


野鳥の会がまずいない。そもそも双眼鏡持ってきてる人がほぼいない。双眼鏡片手に手元を見ずにメモってる人がいない。純粋にライブを楽しんでいる方が多い印象だった。

余談だが、双眼鏡を持っている人がほぼいないからメインのモニターの映像はMVみたいにカメラ割りがしっかり決まっててそれありきの動きをしているんだなと思った。

 

 


▽MC


まず一度の公演で全員喋らない。マイクが全員分ないから選抜制だった。2人で1つのマイクでいいから全員喋らせてほしい…せめて自己紹介だけでも…と思ってしまった。ボーカルMCも2日間とも同じ内容だったから台本があるんだと思う。

メンバー全員でMCやっている姿が見たくてジャニーズ情報局で昨年のサマパラの映像を見たらすのが組体操をしていて笑いましたよね。MCってもはや何なんだろうか。

 

 


▽衣装がシンプル


なんだろう、ギラギラしてない。スパンコールでびっしりとか羽根が付いていたりとかユザ◯ヤに売ってそうなギラギラした布を使ってない。

デビュー組特有の布の無駄遣い(褒めてる)がない。むしろ布は少なくて機能性重視な感じ。

あと衣装替えの回数が少なく感じたけれど、ジャニーズみたいにソロ曲とかユニット曲とかがないからしょうがないのかなとは思った。

 

 


▽歌とダンスがすごい


最後の最後でパフォーマンスの話。

ボーカルコーナーとパフォーマーコーナーがあるんだけどそれがすごい。アイドルとアーティストの違いを感じた。


まずボーカルコーナーは歌のレベルがやばい。

ダンスしながらでもめっちゃうまいのに椅子に座って歌ったらやばいに決まってた。ライブで歌を聴いて鳥肌が立ったのは初めてだと思う。ただジャニオタだからか、バラードの時はペンラの海を作りたいと思ってしまった。2万人弱の人が歌を聴きいる姿は少し怖かった。


パフォーマンスコーナーはラップがあってダンスがあってポップアップがあってすごかった。ダンスは習ったことがないから何が凄いと言えないけどいろんなジャンルがあって興味が湧いたので調べてみたいなと思った。あとポップアップで岩谷翔吾さんと浦川翔平さんが出てきた時チプデ感がすごくてかわいかったからあそこだけでも今すぐ映像化してほしい。

 

 


▼推し


ジャニーズは担当という制度があるけどLDHはそういうのはない印象で推しという表現もあっているのだろうか。そもそもジャニオタみたいに1人だけを担当して「私は◯◯担です」って名乗る文化がなさそう。「EXILEでは◯◯、3代目では◯◯、ジェネでは◯◯が好き」っていう方が大多数でジャニオタでいう掛け持ちが許容されている文化なんだろうなと思った。担当副担当でフルボッコにされるジャニオタ文化とは真逆だと思う。

 

 


それでもって最終的な結論から言うと推しは決まらなかった。

決まらなかったんかいという突っ込みが来そう。というか既にジャニオタの友人には突っ込まれた。


自分的初日にコンサートに行き、凄さに圧倒され何も覚えていないという状況に初めてなったから翌日も行くことに決めた。この段階では本当に推しは決まっていなかった。

川村壱馬さんの絶対的王者のオーラとか、遠距離で見てもわかる神谷健太さんの顔の良さとか、好きな踊り方をしている藤原樹さんのダンスを生で見られた感動とか、RIKUさんの歌声がとても綺麗だったとか、岩谷翔吾さんの肌面積(?!)とか色々あった。ありすぎた。16人を2時間で見きれるわけがなかった。


そして自分的2日目。セトリは覚えてたから初日よりはちゃんと記憶が残ってた。

双眼鏡を使っている時間の9割方1人を見ていたから心の中では推しは決まっていると思う。ライブが終わって2週間経ってじわじわと確信めいたものを感じているから慌ててこのブログを書いているわけだけども。

好きになって時間が浅いからまだ16人のパフォーマンスを見ていたい気持ちと1人の日々変わるパフォーマンスをじっくり見ていたい気持ちのせめぎ合いである。


だからまだ推しは決まっていない。多分少ししたら推しはキミに決めたブログを書くと思う。

 

 


▼最後に

 

ジャニーズにどっぷりハマっていた自分がどこまでLDHについていけるかいささか不安はありつつ、悲しきオタクの性かな、新しいことを調べて開拓することが楽しくて気持ちが充実している。

 

とりあえずBOTが繁忙期と丸被りで悲しいのでランペ単独の現場も決まってほしい。(切実)

 

 

 

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おしまい。

 

 

 

*1:ジャニーズでいうところのJohnny's FAMILY CLUB

*2:ジャニーズでいうところのJohnny's web

*3:Instagramのように写真や動画の投稿、生配信ができる。ジャニーズでいうところのISLAND TV。というかジャニーズが真似したのでは。

*4:ジャニーズでいうところの課金制のジャニーズJr.チャンネル

*5:THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 “GO ON THE RAMPAGE”

*6:追加公演が発表されて埼玉は4daysになった